小道具を作りたいお年頃。 2008-03-30
お芝居を見たら小道具を作りたい気分になったので、色々調べてみた。コスプレの作り物の話は参考になる。
金属っぽくするには
- ラッカースプレー
- 塗る表面は綺麗にしておく。一度に大量に吹き付けない。ぴかぴかの塗装ができるようなスプレーはあるのかな? 影に暗い色を入れておくと質感が出るかも。
- エナメル塗料
- 乾燥に時間がかかる。一度乾くと使い物にならないので塗料の保存は要注意。ラッカーの上にエナメルは良いが、逆はエナメルが変質するのでダメ。
- アルミテープ
- 高いイメージがあるのだが、100均でも売っているらしい。
- 布
- サテン、合皮(ラリッサ、エナメル、インテリアレザー)などを貼る。サテンは接着剤が滲みないよう注意が必要。しわが寄ることもあるので慣れも必要かと。
ウレタン
サンペルカとかライオンボードとか。熱で変形する。軽い。塗装は下地を塗るのが基本。ペンキで強行突破できるかもしれないけど。布を貼っても良い。
形を作るときは基本的に、全体の芯になる何かを用意してそれに足していく。例えば剣を作る時は、刃の部分と持ち手の部分を一続きで用意する。刃と持ち手を別に用意してつなぐのは強度的に大変。
段ボール工作は予算が限られている時の強い味方。折り曲げる時は折り目の内側にグルーガンを塗ってやると戻らなくなる。グルーガンは樹脂なのではみ出た部分はニッパーで切ってしまえば良い。なかなか丈夫にできると思う。
新聞紙や半紙を使ったはりぼて工作も個人的には好きなのだが、コスプレ関係だとあまり見かけなかった。逆にパテがどうのという話は何度も見かけたから、コスプレだとコストがかかっても良いからより精巧に、という傾向があるのかもわからない。
塗装はペンキが意外と万能。塩ビにはのらないんじゃないかと思ったらのったらしい。ただ、はがれるものはすごくはがれる。そういう時はスプレー塗料が良いんじゃないかと思う。やったことないけど。とりあえず、段ボール工作はペンキでOK。混色した場合は何かあった時に備えて、余ったペンキをいらない新聞なんかに塗っておくと良いかもしれない。混色したペンキの保存は無理だと思ったほうが良い。結局使わず忘れられたパレットを見ると切ない。